生前遺品整理とは、ご自身が他界された後にご遺族が遺産の整理や相続、遺品の処分に困らないように、ご自身が元気なうちに財産や身の回りのものを整理しておく作業のことです。
生前に遺品整理を行っておくことで、財産の内容や相続について自分の意志を反映させられるだけでなく、遺されたご家族の負担も大きく減らすことができます。
ご高齢の方だけでなく、いつ自分の身に何が起きても大丈夫なように30代〜40代で定期的に身の回りを整理しているという方もいらっしゃいます。
生前遺品整理でよく耳にする「エンディングノート」とは
生前遺品整理について調べると、「エンディングノート」という言葉を耳にするかもしれません。
エンディングノートとは言葉通り、自分の人生の終わりに向けたことを書き記しておくノートです。
遺言と違って法的な効力は無いため、相続などの希望を遺すことはエンディングノートではできません。
しかし、ご家族に向けての気持ちを記入したり、銀行の口座情報や自分の葬式について、一緒に過ごしているペットについてのお願いなどを記入しておくことができます。
ご自分と見つめあえるという目的で、20代・30代向けのエンディングノートも発売されており、ここ数年で注目されています。