生前遺品整理は、特に前もって準備をせずに思い立った日に始められる作業です。
ここまででもご紹介しているとおり、ご自分が元気なうちに無理のない範囲で少しずつ始めていくことが生前遺品整理のポイントになります。
ここでは、生前遺品整理はどのように行っていくべきなのかについて解説します。
生前遺品整理のやり方①身の回りの片付けから
まずは普段生活しているお家の中から整理していきましょう。
片づけを行いながら、燃えるごみや不燃ごみ、粗大ごみに分別していき、不要なものを処分していくことで、本当に最後まで遺しておきたいものを取っておくことができます。
この際に、ご自分が亡くなった後に遺しておいたものをどの様に処分するかをエンディングノートなどに記載しておくことも大切です。
遺産等の整理も忘れずに行う
遺産というとお金のことだけを考えてしまいがちですが、スマホやパソコンの中に入っている写真や情報などといった「デジタル遺産」の整理も行いましょう。
不要なデータは削除して、エンディングノートなどにSNSやPC・スマホのパスワード、口座の暗証番号を記入しておきましょう。
エンディングノートをしっかり管理しておく
エンディングノートは金庫や鍵のかかった引き出しなどにしまっておき、普段他の人から見られないように厳重に管理しておきましょう。
エンディングノートにはご自分の大切な情報がいくつも記入される重要なノートです。
万が一のときにご家族が閲覧でき、尚且つ横南の恐れがない場所を決めて保管しておくことをおすすめします。
生前遺品整理はプロの力を借りるのがおすすめ
いざ生前遺品整理を始めようと思っても、なかなか身体が思うように動かなかったり、どこから手を付けていいか分からなかったりと、難しさを感じてしまう方も少なくありません。
また、ご家族やご親戚からは遠い地域に住んでいるなどの理由から、なかなかご家族と一緒に身の回りの整理が出来ずに悩んでいる方もいらっしゃると思います。
遺品整理は「遺品整理士」という資格を持ったプロに依頼することでスムーズに進めることができます。
生前遺品整理などでお困りのことがあれば、ぜひ遺品整理のプロにご相談ください!